2025.06.20発行WIND FROM FUTURE 特別号
特集
■床下換気扇ユーザーとの信頼を育てる
顧客管理術で安心と売上を同時にアップ
■これからの時代に求められる“関係構築力”とは
■顧客管理を“仕組み”に変える
■本当にあった「つながりが切れる瞬間」
■カートリッジ交換だけではもったいない!
■室内提案への展開も!押入れ換気扇で売上チャンスを拡大
■顧客ニーズに合わせて選べる商材も充実
■次なるステージへ!“家を守る”から“家族を守る”の提案へ
■不安ゼロで始められる!
床下換気扇ユーザーとの信頼を育てる
顧客管理術で安心と売上を同時にアップ
■これからの時代に求められる“関係構築力”とは
日本社会はいま、かつてない人口構造の転換期にあります。
少子高齢化・人口減少・空き家増加――これらはすべて、住宅関連産業にも大きなインパクトを与えています。
かつてのように「新築ラッシュ」「常に新しい顧客が登場する」という構図は、もはや過去のもの。
今後、企業が安定して成果を上げ続けるためには、次の視点が不可欠です。
「いまいるお客様」と“長く・深く”つながること
事実、マーケティング業界の統計では、「新規顧客の獲得コストは、既存顧客の維持コストの5倍以上」とも言われています。
つまり――
✅ 既存のお客様の満足度を高め、
✅ 継続的なコミュニケーションを仕組み化し、
✅ 長期的な信頼関係を育てていくことこそ、今後の安定経営の鍵。
「売上はリピーターがつくる」
この基本に立ち返ることで、私たちのサービスにも新たな可能性が広がります。
■顧客管理を“仕組み”に変える
顧客管理というと難しく感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプル。
定期的なご訪問や電話、ハガキでのご挨拶など、小さな行動が「私たちはちゃんと見守っていますよ」という安心感をお届けします。
実は、多くのお客様は「自分がその会社のお客様だ」という意識をあまり持っていません。だからこそ、定期的な接点こそが信頼の証になり、他社への流出を防ぐ最大のポイントです。
フィトンチッドカートリッジで訪問の必然性をつくる
当社の床下換気扇には、天然植物精油「フィトンチッド」を使用した専用カートリッジを標準装備(一部製品除く)しています。
このカートリッジは、
・消臭 ・防カビ ・抗菌
という3つの機能を兼ね備えており、約1年を目安に定期交換が必要となります。
この「交換時期」こそが、訪問の大きなチャンスです。
年1回のカートリッジ交換を“顧客接点”として定着させることで、
「いつもの点検ですね」「今回もよろしく」という関係性が自然と育ちます。
継続訪問は、お客様にとっても「見守られている安心感」を生み、
販売店様にとっては“忘れられない存在”になる絶好の機会です。
■本当にあった「つながりが切れる瞬間」
「点検に行きたいけど、理由がないと訪問しづらい」
「5年に一度しか案内していなかったら、他社が先に入っていた」
「お客様が『設置したことを忘れていた』と驚かれた」
――こうした声は、実際に販売店様から数多く寄せられています。
意識していなくても、“放置”は信頼を削ることに。
逆に、「年1回の訪問」を当たり前にしてしまえば、それだけで他社との差別化につながります。年1回が難しい時は2年に1回等、先ずは無理のないところから始めてください。
フィトンチッド交換 + 簡易床下点検を「習慣化」すること。
これが、顧客関係を継続するための最も確実な方法です。