-
材料不足・資材高騰時代、何を優先して守るか。
材料不足・資材高騰時代、何を優先して守るか。 床下・小屋裏・・・いま改めて見直される“見えない空間” 住宅業界を取り巻く環境は、この数年で大きく変化しました。 木材価格の上昇。 設備機器の値上げ。 職人不足と納期長期化。 こうした変化は、一時的なものではなく、住宅業界全体の構造変化として定着しつつあります。 さらに近年は、世界的な資源価格の高騰や円安、物流コストの増加なども重なり、住宅関連資材は全般的に不安定な状況が続いています。 以前であれば当たり前だった「必要な時に、必要な材料がすぐ入る」という環境も、決して当然ではなくなりました。 加えて、建設・設備業界では深刻な人手不足も続いています。 特に現場を支えるベテラン職人の高齢化は年々進み、一方で若手人材の確保は容易ではありません。 その結果、 ・工事日程が組みにくい ・施工までの待機期間が長くなる ・地域によっては対応できる業者自体が限られる といった状況も全国的に増えています。 住宅業界では今、新築・リフォームを問わず、 「以前と同じ感覚では工事計画が組めない」 という声は、全国で当たり前になりつつあります。 TECHNICAL MEMO 建材価格・物流費・人件費の上昇は、 住宅維持コスト全体へ影響を与えています。 そのため近年は、 “壊れてから修繕する”だけではなく、 “傷ませにくい環境を維持する” という考え方も重要視されています。 なぜ今、「換気」なのか 以前は、「古くなったら交換する」という考え方が一般的でした。 しかし現在は、単純に設備を交換するだけでも、 大きなコストが発生する時代です。 さらに、資材価格・物流費・人件費の上昇は、 住宅維持全体へ大きな影響を与え始めています。 だからこそ今は、“できるだけ傷ませない” “劣化を加速させない” という視点そのものが、住宅維持の重要 なテーマになっています。 資材が高い時代において重要なのは、 ・交換しない ・やり替えない ・壊さない この3つです。多くの人は、 ・キッチンを新しくする ・外壁を塗り替える ・内装を整える といった「見える部分」にコストをかけます。 もちろんそれも大切です。 ただ今の時代においてはもう一つ、優先順位を見直す必要があります。 それは、見えないところを整えること。 床下や小屋裏の環境が安定していれば、 構造材の寿命は確実に延びます。 つまり換気は、修理費を抑えるための設 備ではなく、そもそも修理を発生させないための投資とも言えます。 床下や小屋裏 に手を入れるというのは、派手さはありませんが、住まい全体の安定性を底から支える行為です。 実際には、 湿気・熱気・空気滞留 など、 住宅へ長期的な影響を与える要素が集中しやすい場所でもあります。 だからこそ近年は、 “表面だけを整える”のではなく、 「建物内部環境そのものを 安定させる考え方」 が重要になっています。 弊社では長年、 ・床下換気 ・除湿 ・小屋裏換気 を通じて、 住宅の“見えない空気環境”と向き合ってきました。 そして、住宅を長く維持していくために、 床下や小屋裏といった“見えない空間”への視点は、これからさらに重要になっていくと考えています。 (▲床下や小屋裏は「住宅性能維持」を静かに左右する:拡大表示PDFファイル)
-
床下・小屋裏換気扇シリーズ「10年経過時の自動停止機能」について
「10年経過時の自動停止機能」について 2015年製以降の製品で自動停止が始まっています ■点検時期報知機能概要 2015年より販売している床下換気扇・小屋裏換気扇専用コントローラーおよびタイマーには、左記の安全機能が搭載されています。 2025年11月以降、2015年製の製品から順次この自動停止機能が作動しています。 ■自動停止時の対応手順 お客様から販売施工店様へ連絡が入る事が予想されます。販売施工店様では、左記の手順でご対応をお願い致します。 ①「床下・小屋裏換気扇点検チェックシート」に基づき安全点検を実施 ※特にコントローラー・タイマー結線部の緩み確認・増し締めを必ず行ってください。また、水・油・洗剤などの液体がかかっていた場合、内部部品が腐食し発火・火災の原因になるため、本体の交換が必要です。 ②問題がなければセットボタンを長押し、再運転を開始 ■点検時期報知機能付きコントローラー/タイマー 出荷開始時期 タイマーに関する出荷履歴確認についての詳細は、 弊社:担当営業・または品質管理課まで、お問い合わせください。 ■設置環境による注意点 左記の環境では経年劣化が早まる傾向があります。 →買い替えのご案内を積極的にお願いいたします。 ・塩害地域(海岸から概ね2km以内)※1 ・床下に雨水が入り込むことがある ・床下地面が絶えず水分を帯びている ・冬季は積雪により基礎が雪で覆われてしまう ・洪水等で床下浸水したことがある ・床下内の水道管や排水管から漏水したことがある ・床上が水浸しになったことがある (例:洗濯水や浴室からの溢水で床が水浸しになった・・・など) ・白蟻駆除や防虫防カビ等の薬剤が換気扇にかかった ※1 塩害地域の目安(日本冷凍空調工業会 規格JRA9002) ・概ね海岸から2km以内の地域(北海道日本海側および東北日本海側を除く) ・北海道日本海側(松前町~稚内市)および東北日本海側(青森県東通村~山形県鶴岡市)は海岸から7km以内の地域 ・沖縄および離島は全域 ⚠2010年以前の製品に関する注意点 2014年の電気用品の技術基準改定前仕様のため、経年劣化・腐食による接触不良が発生する場合があります。 特に左記の条件下では注意が必要です。 ・塩害地域や湿気の多い環境 ・シロアリ消毒薬のかかり ・浸水・被水履歴あり ・結線部・モーター電源コード部に埃の多い環境 使用環境や設置位置(強い腐食環境下、塩害・過度な高湿環境、薬剤・被水)等の外的要因と経年劣化があいまって故障し、稀に発火に至る恐れもございますので、十分な点検をお願いいたします。 ●重要点検ポイント □腐食、接触不良の有無 ・焦げた臭いはしていないか(焦げの形跡がないか) ・著しいサビや腐食はないか □ホコリやシロアリ薬剤付着の有無、被水(床下浸水)の有無 ・水や薬剤に浸かったり、かかった形跡はないか ・絶縁が低下、劣化していないか □動作異常の有無 ・ファンの回転が遅くないか、不規則でないか ・異常な振動や異音はないか 設置15年以上経過した商品は、運転停止・取り外し・買い替えを強く推奨 ※ 経年劣化起因の事故はPL保険適用外となる可能性があります。 2010年以前の商品販売履歴をお調べになりたい場合は、 弊社:担当営業・または品質管理課まで、お問い合わせください。 (▲重大事故防止のためのお願い:拡大表示PDFファイル) >>>床下・小屋裏換気扇シリーズ「10年経過時の自動停止機能」についてPDF
-
床下換気扇ユーザーとの信頼を育てる
顧客管理術で安心と売上を同時にアップ これからの時代に求められる“関係構築力”とは 日本社会はいま、かつてない人口構造の転換期にあります。 少子高齢化・人口減少・空き家増加――これらはすべて、住宅関連産業にも大きなインパクトを与えています。 かつてのように「新築ラッシュ」「常に新しい顧客が登場する」という構図は、もはや過去のもの。 今後、企業が安定して成果を上げ続けるためには、次の視点が不可欠です。 「いまいるお客様」と“長く・深く”つながること 事実、マーケティング業界の統計では、 「新規顧客の獲得コストは、既存顧客の維持コストの5倍以上」とも言われています。つまり―― ✅ 既存のお客様の満足度を高め、 ✅ 継続的なコミュニケーションを仕組み化し、 ✅ 長期的な信頼関係を育てていくことこそ、今後の安定経営の鍵。 「売上はリピーターがつくる」 この基本に立ち返ることで、私たちのサービスにも新たな可能性が広がります。 顧客管理を“仕組み”に変える 顧客管理というと難しく感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプル。 定期的なご訪問や電話、ハガキでのご挨拶など、小さな行動が「私たちはちゃんと見守っていますよ」という安心感をお届けします。 実は、多くのお客様は「自分がその会社のお客様だ」という意識をあまり持っていません。だからこそ、定期的な接点こそが信頼の証になり、他社への流出を防ぐ最大のポイントです。 フィトンチッドカートリッジで訪問の必然性をつくる(▲実験データ:拡大表示PDFファイル) 当社の床下換気扇には、天然植物精油「フィトンチッド」を使用した専用カートリッジを標準装備(一部製品除く)しています。 このカートリッジは、 ・🌿 消臭 ・🌿 防カビ ・🌿 抗菌 という3つの機能を兼ね備えており、約1年を目安に定期交換が必要となります。 この「交換時期」こそが、訪問の大きなチャンスです。 年1回のカートリッジ交換を“顧客接点”として定着させることで、 「いつもの点検ですね」「今回もよろしく」という関係性が自然と育ちます。 継続訪問は、お客様にとっても「見守られている安心感」を生み、 販売店様にとっては“忘れられない存在”になる絶好の機会です。 本当にあった「つながりが切れる瞬間」 「点検に行きたいけど、理由がないと訪問しづらい」 「5年に一度しか案内していなかったら、他社が先に入っていた」 「お客様が『設置したことを忘れていた』と驚かれた」 ――こうした声は、実際に販売店様から数多く寄せられています。 意識していなくても、“放置”は信頼を削ることに。 逆に、「年1回の訪問」を当たり前にしてしまえば、それだけで他社との差別化につながります。年1回が難しい時は2年に1回等、先ずは無理のないところから始めてください。 フィトンチッド交換 + 簡易床下点検を「習慣化」すること。 これが、顧客関係を継続するための最も確実な方法です。 カートリッジ交換だけではもったいない! 「+α提案」で顧客満足&売上アップを両立 カートリッジ交換だけでは単価が低く、移動コストや人件費とのバランスが難しい… そんな悩みを持つ販売店様には、+α提案による付加価値営業をおすすめします。 【1】漏水センサー付きタイマー 床下に水漏れや浸水を早期に発見 湿気・腐朽・シロアリ対策に効果的 台所・浴室・洗濯機下など、水回りの提案トークがしやすい 💡「目に見えないトラブルを、見える化しましょう」という提案が響きます。 【2】高機能制御ユニット:HC310 ハイブリッドコントローラー 湿度センサー連動で、必要な時だけ効率的に運転 排気と撹拌を分けて制御することで、電気代も節約 漏水センサーも連携可能で、安心感を強化 📈「ただ回る換気扇」から、「考えて動く賢い換気扇」へアップグレード! 室内提案への展開も!押入れ換気扇で売上チャンスを拡大 押入れやクローゼットのカビ・こもり臭に悩むご家庭には、 押入れ換気扇の提案が効果的です。 床下換気扇と連動させるので工事も簡単 設置コストも低く、ご提案しやすい価格帯 高湿地帯(日本海側・沖縄・山間部など)で特に高評価 💬「押入れがカビ臭い」という声を聞いたら、すぐにおすすめできる一手です。 顧客ニーズに合わせて選べる商材も充実 必要に応じて提案できる関連商材も揃っています: 床下補強金具:地震対策や老朽化補修に 基礎補強剤:コンクリートのひび割れ・強化に 床下竹炭:水回りの消臭・調湿に 施工範囲や予算に合わせてカスタマイズでき、単価アップと信頼アップを両立できます。 次なるステージへ!“家を守る”から“家族を守る”の提案へ セルフセキュリティシステム「ライフディフェンス・エアー」 高齢者世帯や共働き家庭の増加により、住まいの防犯意識も高まっています。 そのニーズに応えるのが、自主警備型セキュリティ「Life Defense air」です。 資格不要・自社施工も可能 見守り/防犯/緊急通報機能を標準装備 高齢者やお子様のいる家庭での安心提案に最適 「空き巣対策は何かされてますか?」という会話から、自然に話題にできる商品です。 販売店様向けには、出張デモ・研修などのサポート体制も万全です! 不安ゼロで始められる! 万全のサポート・研修体制をご用意しています 「新しい商品に興味はあるけど、知識がないと不安…」 そんな方もご安心ください。 当社では、 💻 リモート研修(1時間〜対応) 🏢 当社テクニカルセンター視察・研修会(少人数からでも可能です) 📖 提案ツール完備 など、販売現場をしっかり支える体制をご用意しています。 まずはお気軽にお問い合わせください! 商品導入・研修のお申込み フィトンチッドカートリッジの活用方法 顧客管理術のご相談 など… 🔽 セイホープロダクツ株式会社 営業管理課(担当まで) 📞 TEL:092-595-0704 ✉️ MAIL:お問い合わせ | セイホープロダクツ株式会社 「つながり」が、あなたの最大の資産です。 1年に1回の訪問が、お客様にとっての“信頼”と“安心”になります。 そしてその信頼こそが、次の提案・次の売上につながる最良の土台です。 >>>床下換気扇ユーザーとの信頼を育てるPDF
-
小屋裏の熱気対策に「風之介シリーズ」
早めの設置をおすすめいたします。 室内の熱気の原因 2024年の夏は例年以上の猛暑となりました。毎年、暑さが厳しくなっている状況が続いています。そういう気候変動の中、夏季(4月〜10月)における室内の熱気、屋内の熱中症なども大きな問題となり、その対策としてエアコンの長時間運転が推奨されています。しかし、二階建て家屋の場合、二階部の室温の上昇が大きく、夕方以降も温度がなかなか下がりません。室内の温度が上がるのは採光部が大きかったり、断熱が不十分だったりといくつか考えられますが、その大きな原因の一つとして小屋裏にこもった熱気による輻射熱があげられます。小屋裏内の温度は外気温35℃に対し70℃近くにもなります。これが小屋裏に滞留し、居住部分への輻射熱を発生させ、エアコンの効率を下げ、室内上部と下部の温度差をうみ、家族の健康にも悪影響を及ぼします。 小屋裏の熱気の影響は大きい もちろんエアコンをしっかり活用することは重要です。最近のエアコンはAIを利用し効果的に運転するタイプのものになっています。ただし、エアコンで室内を冷やしながらも、屋根に照りつける太陽熱は続くため小屋裏の温度は下がらず、室内にも熱が伝わり続けます。 一方、エアコンは継続して室内を一定温度に下げようと動作し続けますので結果的に長時間、高負担の運転となり電気料金も高くなってしまいます。これが4月〜10月の7ヶ月間続いていくことになります。 まずは小屋裏を換気すること 前述したように、夏場に家の中の温度が高くなる理由はいくつかあげられますが、一番影響の大きいものは小屋裏にこもった熱によるものだと考えられます。そこで小屋裏換気システムの活用をお勧めします。小屋裏換気システムを設置すると温度センサーが設定した温度、例えば小屋裏が30℃以上になると自動的に強制換気を開始します。夏場であれば常に外気(または室内空気)が小屋裏に流入することになりますので小屋裏温度の上昇と滞留を防ぎます。結果的に室内に伝わる輻射熱量も減少することになります。日中は35℃以上の外気温であればなかなか小屋裏換気自体の効果は室内で体感できにくいかもしれません。けれども夕方以降、陽が落ちてからの輻射熱の大小が大きく室内温度に影響してきます。結果的にエアコンの設定温度を上げたり、運転時間を短くしたりすることに繋がります。特にエアコンが苦手な方や就寝中はエアコンを切りたい方などにはお勧めです。 涼しい気候・季節のときに施工されるのがおすすめです 毎年夏場になると小屋裏換気システムの問い合わせが急増します。すぐに施工をして欲しいというものが多いのですが、夏のエアコン施工に重なったり、人手不足という時代背景も反映し、工事業者様の多忙により全国的に対応が遅れる場合が増えてきています。また、夏場は小屋裏温度が70℃近くなる場合もあり脱水症状など起こしやすく、小屋裏内での作業が大変危険にもなります。そこで、10月以降のやや気温が下がってきたタイミングでの施工をおすすめします。来るべき翌年の猛暑シーズンに備え、遅くとも3月くらいまでには設置をしてください。 熱気対策だけではない「小屋裏換気」 ここまでは小屋裏の熱気対策として「小屋裏換気システム」を説明してまいりましたが、小屋裏換気が必要なシーズンは夏場だけではありません。住宅の寿命という点では冬場の結露対策が重要になってきます。冬型結露は小屋裏の木材部にはもちろん断熱材内部にも影響を及ぼす場合があります。小屋裏換気システムは、「夏場の熱気」「冬場の結露」両方の対策商品としてお考えください。 (▲小屋裏換気の重要性は夏場に限ったものではありません:拡大表示PDFファイル) >>>小屋裏の熱気対策に「風之介シリーズ」早めの設置をおすすめいたします。PDF
-
リモートによるライブ視察サービス【リモート視察】
社員研修やユーザー様への提案にもご活用いただけます ライブ視察スタート 弊社ではお取引先様に向けて、ご販売いただいている製品の効果、安全性、施工に関する情報等をより深く知っていただくことを目的として、シミュレーションスタジオ、実験試験室、テストハウス、生産ラインなどを実際にご覧いただく視察受け入れを行なっております。製品効果の可視化、安全テスト、耐久試験風景などをご覧いただくことで「一層製品に関する知識が深まった」、「自信を持ってエンドユーザー様に提案できる」との声をいただいています。 そしてこのたび、視察のメインになっているスモークシミュレーションとセキュリティシステムを中心とした『リモートによるライブ視察サービス』を開始いたしました。 「興味はあるが、遠いのでなかなか福岡までは来ることができない」、「複数の人間で行くのにスケジュールの調整が難しい」などのご意見を踏まえ、内容は絞り込んだダイジェスト版的なものになりますが、実際に来ていただいた時と同じように双方向のやりとりを交えてご説明していく形のものにしております。 リモート視察に関するお問い合わせは 担当営業または本社営業管理課まで…092-595-0704 リモートによるライブ視察サービス【リモート視察】PDF
-
まずは水周りの床下湿気対策から【HB-400EX(SS)/風太郎ベーシック(SS)】
ブロワー型換気+浸水センサー付き タイマーで新築にもリフォームにも 使いやすい床下換気ベーシックシリーズ 床下換気システムは床下の湿気(木部含水率)を低減させ土台木材の腐朽や強度劣化を防止することを目的としています。すでに1981年発売から40年近く経過しているロングセラー商品ですが、高温多湿の気候風土である日本の木造住宅には継続して必要とされています。 ユーザーの意識変化 もともと既築住宅の床下湿気が顕著にみられる物件への取り付けが主でしたが、ここ最近では予防的な意味(クレーム回避)も含めて新築住宅への採用が増加しています。あわせて一般の方もインターネットで手軽に情報を入手できる時代になり、エンドユーザーからの問い合わせ(効果性、価格等)が大きく増えてきており「住まいを長持ちさせたい」「今は大丈夫だが将来的に不安がある」など施主の方々の予防的意識も強くなっています。 同時に、デフレが長引き経済的に厳しい昨今、ユーザーの予算も圧迫され、本来は床下換気をつけたほうが良いし安心できると理解されつつも予算上シロアリ消毒やリフォームを優先され床下換気システム設置は後回しになるような現場が増えてきているようです。 最低限の予算で安心を提案 せっかくの機会を予算のみの理由で諦めることは、長い目で見るとユーザー側の損失にもつながります。高温多湿の気候が原因だけではなく増築による床下内基礎構造の変質、床断熱材追加による結露、水道管・排水管の損壊・結露、また住んでいる方の生活スタイルなどによっても床下の状況は刻々と変わってくるからです。こう考えると、予算を理由として床下換気の改善を諦めたくはありません。そういった現場の声を参考にして当社では「最低限の予算で安心」できる「床下換気ベーシック」シリーズをラインナップに加えています。すでに床下の環境劣化が顕著に表れている物件は正規の設置をお勧めしていますが、「今はそこまで床下の換気は悪くなさそうだが、さすがに水周りの床下部分は心配だ」「せっかく消毒やリフォームをしたから湿気の出やすい水周り部分の床下だけでもしっかり換気させておきたい」・・・ 床下換気ベーシックそんな住宅に対して「転ばぬ先の杖」として提案しやすいユニットです。水周り床下への設置が基本となりますので、水周り部分の床下はいつも空気の動きが活発になりカビや普及菌の発生を抑えることに効果があります。 ※面積が広かったり複雑な基礎構造の床下は換気扇設置箇所以外の床下部分に動風効果が出にくくなります。1年、3年、5年点検等で状態をチェックし、もし換気が不足しているようなときには追加の換気扇設置をご提案ください。 増える床下浸水・漏水への安全対策をプラス ベーシックシリーズではもう一つの安心を追加しました。それはタイマーの新機能です。年々、台風や大雨の被害が拡大しています。これまで安心だと考えられていた地域でも突然の被害に直面しています。当社ではすでに最上位機種用ハイブリッドコントローラーでは浸水検知センサーを採用しています。ベーシックシリーズはあくまで単体の床下ブロワー換気を基本としますのでスペックとしてはタイマー動作で十分です。しかしながら浸水センサーがセット不可能だったので、今回新タイマーST301S型との組み合わせもラインナップしています。これによって風水害による床下浸水はもちろん、水道管や排水管の劣化、損傷などによる漏水もいち早く検知し異常を知らせてくれます。(換気扇は運転停止します) まずは水周りの床下湿気対策から【HB-400EX(SS)/風太郎ベーシック(SS)】PDF
-
家族構成・ライフスタイルに 合わせ、最適セキュリティ。【ライフディフェンス・エア】
今号では、自主警備型セキュリティシステム 「ライフディフェンス・エア」が ご家庭で実際に設置されている様子を取材しました。 設置場所や使い方、予想される効果など ご参考にされてください。 ■家族構成: ご主人(52)、奥様(47)、娘さん(20)、お祖母ちゃん(83) ■設置システム内容: ライフディフェンス・エア 「スタンダードセット」×1 窓ドアセンサー×10 火災センサー×2 非常ボタン×2 可動式非常ボタン×1 リモコン×4 ガレージセンサー×1 みまもり用センサー×1 活用事例1「防犯」 奥様かお祖母ちゃんのどちらかが在宅している日中は、車や人通りも多いため警備モードは使用されていません。夜はご主人や娘さんが帰宅するまで玄関以外は警備状態にしたいという要望で、写真のようにワイヤレスコントローラーを6エリアで分けて部分警備しやすくしています。 昼間は玄関と勝手口にカギをかけていませんが、チャイム通知機能をオンにしているため、人の出入りがあった時はチャイム音が鳴り知らせてくれます。安心感が倍増したとのことでした。 ■玄関と勝手口のセンサーが感知するとチャイムがなるように設定。人の出入りが音で確認できるだけで大きな安心感が得られる。 家族全員が帰宅し夕食が済むとお祖母ちゃんを除いた3人は二階に移動してしまうため、一斉警備(外出警備)を開始します。 警備および解除はリモコンでもワイヤレスコントローラーからでも出来ます。ワイヤレスコントローラーで警備解除する時には暗証番号の入力が必要となります。 ■リモコンは見通しで約80mの距離まで届く。このお宅では警備、解除の操作は二階からリモコンで行っている。 活用事例2「見守り」 日頃在宅率の高いお祖母ちゃん。一人で留守番のときも多く、何かあったときが心配なご夫婦が『見守り機能』に注目されました。 お祖母ちゃん用のトイレドアにセンサーを取り付け、ドアの開閉(無事)を確認できるようにしました。 ■無活動が確認されるとご主人のスマートフォンに知らせてくれる。 設定は8時間とし、8時間内にトイレを使用していない場合は異常とみなしご主人(ご主人が取れない場合は奥さん)のスマホに通報します。※通報メッセージは「活動を確認できません」 また、正常に活動されている場合も安心コールの意味で毎日正午にワンコール発報する機能もオンにしているので、出張時も無事を実感でき安心されているそうです。 活用事例3「非常通報」 非常時通報もお祖母ちゃんを基本に考えています。 非常ボタン付きリモコンは家族全員が所持。ただ、カバンの中に入れっ放しだったりどこか離れたところに置いている場合も想定し、ポイントとなる場所に非常ボタンを設置しました。一番に必要性を感じておられたのはお風呂とトイレ。室温の変化や無理な姿勢が原因で急に具合が悪くなったときです。そこで、浴室内には防滴仕様のワイヤレス非常ボタン、脱衣所とトイレには固定式の非常ボタンを設置。 活用事例4「火災」 オプションの火災報知機を組み合わせると万が一、台所で火を消し忘れたりして火災が発生した場合迅速に通報があります。(警備設定に関係なく24時間監視)また、ヘアアイロンを毎日使用している娘さんの部屋にも取り付けしました。 ■台所はガスコンロ近くの壁に、娘さんの部屋はヘアアイロンを使う真上の天井に無線式火災センサー煙感知タイプを設置。 活用事例5「ガレージ」 車やバイクの盗難も増えてきています。念のためにシャッターセンサーを設置。ガレージの中のものを盗み出そうとシャッターをあけた瞬間に自動通報してくれます。部分警備もできるようガレージ単独でのエリア設定にしました。在宅中でも離れたガレージだけ警備することもでき安心です。 活用事例6「ワンタッチダイヤル」 ライフディフェンス・エアのワイヤレスコントローラーには緊急時用にワンタッチダイヤル連絡先を2件登録できます。このお宅では、ご主人、奥さんの携帯電話は非常通報先として登録していますから緊急用として110番と119番を登録しました。 ■携帯電話が手元になくともワンタッチダイヤルを使えば直接救急車や警察を呼ぶことができる。 ※ハンズフリー会話は本体コミュニケーターそばで行ってください。 一度使うともう手放せない安心感。 ライフディフェンス・エアは家族構成やライフスタイルに合わせて自由に設定できるセキュリティシステムです。しかも操作は簡単。施工も無線式なので配線を引き回してお住まいを傷つけることもありません。センサーの電池交換も約5年に1回だけですから面倒なメンテナンスもほとんど不要です。 ライフディフェンス・エアを使うと、多くの利用者の方が口を揃えてこれまで意識していなかった安心を改めて感じたとおっしゃっています。警備ボタンを押してからでないと眠れなくなったとの感想も多くあります。 事業領域拡大商品としても注目されています。 安全は自ら対策する時代になりました。一般家庭やオフィス・店舗など様々なシチュエーションでも自在に提案可能な「ライフディフェンス・エア」。ビジネスフィールドの拡大に是非ご活用ください。 ■専用マンガ冊子 マンガでわかるライフディフェンス・エア230511 ■専用サイト セイホーセキュリティWEBサイト – ライフディフェンスエア | SEIHO SECURITY SYSTEM (seiho-security.com) 家族構成・ライフスタイルに 合わせ、最適セキュリティ。【ライフディフェンス・エア】PDF
-
長期使用床下・小屋裏換気扇の安全点検対応を進めます。【床下・小屋裏換気扇】
発売開始から40年 弊社(当時は西邦電機株式会社)が3年以上の開発期間をかけて、日本最初の床下換気扇を発売したのが、1981年9月。すでに40年を超えるロングセラー商品となっています。 床下換気扇は発売当初から自社設計による湿気にも強いモーターを採用、長寿命商品として評価していただいており、設置20年を経過しても正常に動作しているものがほとんどです。しかしながら床下・小屋裏換気扇も電気製品ですので発生確率は低いものの、塩害や高湿度地域に設置した場合や取り付け位置によっては経年劣化が早まり事故につながることも考えられます。 長期使用製品安全表示制度 2009年4月に経済産業省令が改正され「長期使用製品安全表示制度」が施行されました。これは長期に亘り使用され、重大事故発生率は高くないものの、事故件数が多い製品(扇風機・エアコン・換気扇・洗濯機・ブラウン管テレビ)には、消費者等に長期使用時の注意喚起を促す表示を義務付ける制度です。 この長期使用製品安全表示制度の施行に伴い、弊社でも床下・小屋裏換気扇の設計標準使用期間を10年と設定しています。 (商品寿命は約15年を目安としてください。※塩害地域や過度な高湿環境は10年) 床下や小屋裏は室内に比べより劣悪な環境(湿気や埃等の多い)での使用となり、長期使用によりモーターなど内部部品の劣化が想定されるため定期的な安全点検が必要です。また床下や小屋裏はユーザー様が簡単に自分で点検できる場所ではありませんので販売店様による定期安全点検作業が基本となります。 ■タイマーの電源及び出力側端子ねじは確実に締め付けられているか。(コンセントのAC活線側がタイマーの入切スイッチ側になっているか) ■換気扇や配線の絶縁が低下・劣化していないか。 設置10年経過商品の安全点検をすすめていきます 弊社では床下・小屋裏換気扇の定期点検について設置後5年、10年と定めていますが、それが徹底されていない状況もみられます。特に設置後10年以上経過した製品は経年劣化によって漏電・火災などの事故につながる場合もありますので、必ず10年点検を実施し、安全を確認した上で使用継続していただきますようお願いいたします。(点検で安全が確認されるまでタイマーまたはコントローラーの電源プラグを抜いて使用を中断)タイマーやコントローラーについても液晶や時間表示が正常か、結線部の緩みがないかなどの点検をしてください。 経年劣化が激しい場合は安全重要部品の交換や買い替えをおすすめいたします。※設置15年以上の商品は買い替えをご提案ください。 ■2015年11月以降はタイマーやコントローラーのプログラムに運転開始から5年後(点検)通知、10年後(点検)通知+強制運転停止の機能を搭載しています。(業者による安全点検完了後停止解除) 製品事故を防ぎ、長く安全に使うために 床下換気扇は消費生活用商品安全法における長期使用製品安全表示制度の対象製品です。 ■製品の技術基準の改正「安全性の設計強化」 電気用品安全法の電気用品の技術基準で換気扇の安全重要部品の安全性強化の改正があり、弊社床下換気扇はコンデンサーや内部配線部品を金属のカバーで安全性強化(万が一、発火等に至らない様に)が義務付けられました。 ※この技術基準に適合前製品(2010年製以前の換気扇)を長期使用する場合、安全点検とより安全性が強化された電安法適合製品への買い替えが大変重要なポイントとなります。 安全点検のすすめ方 2022年度は、2012年以前に設置された商品について販売店様にご協力いただき積極的に安全点検を実施して参ります。点検については専用の点検チェックシートをご使用ください。ユーザー様への安全点検アプローチにおいては、リーフレット、チラシ、ハガキを準備していますので有効にご活用ください。これらは販売店様個別の内容に変更することも可能です。(詳細については弊社にご相談ください) また、販売店の廃業、設置ユーザー様との疎遠などによって未点検のまま使用を続けられている商品もございますので、並行して弊社ホームページ等で直接ユーザー様からの点検依頼を受けられる体制も整えてまいります。 安全点検につきましては「※長期使用製品安全点検制度」と同様に有償点検(ユーザー様の負担)が基本となります。 ※長期使用製品安全点検制度 長期使用製品安全点検制度は、製品を購入した所有者に対して、メーカーや輸入業者から点検時期をお知らせし、点検を受けていただくことで、事故を防止するための制度です。対象となるのは、所有者自身による保守が難しい設置型の製品で、経年劣化によって火災や死亡事故などの重大事故を起こすおそれがある製品(特定保守製品)です。 買い替えに関して 現在、床下換気扇は安全、機能面を大きく強化したラインナップとなっています。ぜひ付加価値の高い最新の商品でご提案ください。 ・絶対湿度(水蒸気量)感知センサー付きハイブリッドコントローラー HC310 ・浸水センサー付きタイマー ST301S ・強力換気ブロワータイプ(建築基準法遵守) ・フィトンチッド標準装備の拡散・かくはん型送風機(消臭、抗菌、防カビ、防虫効果) 長期使用床下・小屋裏換気扇の安全点検対応を進めます。【床下・小屋裏換気扇】PDF
-
小屋裏機械換気によって温度はどう変わるか?【風之介ブロワー24/風之介ユニット】
夏場における小屋裏換気効果測定 年々厳しさを増す夏の暑さ。その熱気問題は、室内に置いても熱中症を引き起こすこともあり、深刻なものになっています。これまで当社では社内施設(テストハウス)で、熱気・湿気・結露などに対するさまざまな小屋裏換気の効果測定検証を実施し取りまとめてきました。 小屋裏の結露問題については福岡大学の須貝教授との対談を昨年1月号にて掲載、>>>2015.01.20発行 【新春特別対談】PDF 昨年は九州大学尾崎研究室と共同で研究論文に取り組み、今年からその内容が発表されています。 今回あらためて、夏場の小屋裏換気がどのような効果があるのかをサーモグラフィーを用いて検証。午後2時頃の一番暑い時間帯にスポットを当てています。 実験目的 小屋裏機械換気を作動した場合としない場合の室内温度及び人体温度を測定し小屋裏換気の効果を検証。 実験にあたっては、テストハウスA棟は小屋裏換気扇を午前8時から運転し、 テストハウスB棟は自然換気のみとしています。 実験日時 2016年8月18日 14時 温度測定箇所につい 効果検証のための温度測定箇所は ①吹き出し口温度 ②小屋裏内温度 ③天井面温度 ④人体表面温度 ⑤室内温度の5カ所としています。 測定器は、日置電機製ワイヤレスロガー、安立計測製温度計、テストー社製サーモグラフを使用。 右の写真をみて一目瞭然ですが、午後2時、屋根部に至ってはテストハウスA・B棟共に70℃近くとかなり高温になっています。テストハウスの屋根材は一般的なコロニアル瓦です。照続ける灼熱の太陽によって機械換気の有無にかかわらず屋根材は高温になっていることがわかります。 室内・人体温度の比較検証 では、室内の温度比較です。限りなく同条件に近い状況での比較となります。 比較結果としては明らかに温度差が見られました。温度の数値だけをみるとそこまで差が大きくないように思いますが、この室内40℃前後における1〜2℃は、お風呂の温度として考えていただければわかるように、体感的には大きいものとなります。 実際の家での検証 そして実際に小屋裏換気扇が設置してあるお宅での実験も実施しました。テストハウスのように単純には比較ができませんので、換気扇の運転をしている状態から14時に強制停止したときのデータを収集しました。 小屋裏換気を強制停止すると小屋裏自体の温度が約2℃上昇。排気口部は45・3℃からほぼ外気に近い42・1℃となり、3℃強の排熱効果を確認できました。ちなみにこのお宅ではここ数年夏場は強制的に24時間連続運転されています。今回の実験で特に日没後のエアコンの効きが強制停止により悪く感じたとのことでした。 >>九州大学共同解析 小屋裏換気効果技術資料(ダイジェスト版)PDF 小屋裏機械換気によって温度はどう変わるか?【風之介ブロワー24/風之介ユニット】PDF
-
基礎断熱工法床下の湿気問題【TYPE-D】
ドライ・プロ TYPE-D/TYPE-Cはこちら 基礎断熱工法住宅の床下湿気トラブルを解決する 課題はいかに湿気を取り除きカビや腐朽を抑えるか 基礎断熱工法とは? もともと日本では北海道などの極寒地域から始まり、現在は全国的に拡がりを見せている基礎断熱工法住宅。基礎断熱とは外気に面する基礎で断熱する方法です。床下は建物内部の一部として扱われ、床面での断熱施工は不要になります。 この工法の特徴として、冬季は住宅内の床面温度を上昇させることができます。その原理は次の通りです。 ①地熱によって床下を暖めて住宅の床面の冷えた部分から暖める ②室内の暖房した空気が床下に入り、温度の低い水回り空間の床面を暖める また、夏季には猛暑の日が多いが地熱によって住宅の床面を冷やすことがわかってきました。 ■北側クローゼット床下1/2高(中央高さ)・1階トイレ床表面の温度(基礎断熱) (期間:2018.8.13.13:00 ~ 8.14.23:00)夏季は地熱の低い温度が原因で結露が発生する可能性が有るので注意 基礎断熱工法の注意点 日本は島国であり高温多湿な気候です。それに伴い梅雨を有する蒸暑地域であり、高湿化に伴うカビやダニなどの微生物被害、また同時に腐朽による躯体耐久性低下など木造住宅にとって厳しい環境にあります。基礎断熱工法は外気条件の影響を受けにくい設計ではありますが、注意しなければならないことがあります。 基礎断熱で結露やカビの危険性が高い時期は完成初年度の6月〜9月になります。原因の一番は土間コンクリートから出てくる大量の水蒸気です。引き渡し時期のコンクリートは乾いているように見えますがコンクリート工事に使われる水の量が多いため、水分が完全に抜けるには1〜2年はかかるといわれています。また工期中に雨などが降りさらに水分を含む場合もあります。コンクリートの水分が出る期間に夏場を迎えると床下は高温多湿の状態になりカビが発生しやすくなります。当然床下空間と室内は床ガラリなどで繋がっていますのでそのカビが居住者に健康的な影響を及ぼすことも考えられるのです。 床下木部の強度劣化に注意が必要 コンクリートの放湿にしろ、季節的且つ住まい方によって発生する湿気にしろ、それが床下に蓄積されると、構造材などの腐朽につながる場合があります。特に水分を多く含んだ木材は強度が著しく劣化しますので地震や台風などへの耐久性を考えると要注意です。 ■木材は含水率が1%低下した場合、曲げ強度は5%向上する。 ○木材含水率を低下させることが重要 それらの湿気トラブルを解決する方法として、弊社では専用の床下用除湿機「ドライ・プロ」を発売いたしました。 湿気、カビなどのユーザートラブル回避はもちろんのこと、床下の湿気を結露させ水分を外に放出し床下を乾燥させることで床下の耐久性・耐風性を大きく高めることができます。 当社では、床下湿気クレーム物件について永きに渡り多くの業者様から相談を受けてきました。そしてここ数年多くなってきたのが基礎断熱工法住宅の床下湿気トラブルについての相談です。基礎に通気孔を設ける床下換気システムは使用できない工法のため苦慮しておりましたが新規に開発した床下除湿機による効果検証実験では優れた効果性を確認できました。 専用コントローラーで完全自動運転 基本運転:毎日9:00~17:00の8時間除湿送風運転を自動で行います。また、周囲が低温(14℃以下)の場合は送風のみ運転します。 電気代 通常運転で半年から1年経過後、床下の状態が乾燥した良好の時に弱運転に切り替えし3時間運転に変更した場合、月の電気代は約390円まで節約が可能。 (電気代単価27円/kWh時) 床下除湿送風機「ドライ・プロ」効果検証テスト 実験方法 基礎断熱工法住宅の新築初期を想定し、各棟の床下基礎に36リットルの水を散水後、乾燥木材(杉)を設置し、木材の含水率及び床下の湿度を測定。 ・テストハウスA棟:床面積約10坪 基礎断熱工法床下(ドライ・プロ設置) ※除湿運転時間は9:00~17:00の8時間運転を毎日 ※毎日の除湿量の平均値500㎖/日 ・テストハウスB棟:床面積約10坪 基礎断熱工法床下(除湿送風機無し) ■テストハウスB(除湿送風機無し) ※実験開始約1ヶ月後、黒カビ発生 実験結果 福岡大学 須貝名誉教授による 床下除湿機効果確認 この床下除湿機で得られる効果として重要なのは、木部の含水率低減によって木材強度が大幅にアップすることです。一方、床下からの湿気が外壁内に上がって壁内でカビが発生する場合もあるのです。そういった意味から、日中は木材が湿気を放出しますからその時間帯にそれを除湿するという考え方は理にかなっており、さらに送風(攪拌)機能によりカビの発生しにくい環境になりますから基礎断熱工法の湿気対策品としてかなり有効であると思います。今回の実験データとしても満足できる結果となっていますね。 基礎パッキン・基礎断熱工法床下の湿気問題【TYPE-D】PDF