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冬場、特に気を付けなければならないのが小屋裏の内部結露です。

2020.11.27 小屋裏換気

キッチンや浴室、洗面所から排出される温かく湿気を帯びた空気やファンヒーターやストーブからの水蒸気は住宅の上まで上昇し屋根裏へ到達します。(ちなみに灯油1リットルを燃焼させると、約1ℓの水ができます。)そして冬の寒さで冷えた屋根に接することで結露を起こします。

 冬場ごとに結露が起きると、やがて野地板や垂木等の構造材は腐朽がすすみ、耐久性が大きく劣化していくことが考えられます。

湿気(結露)に関しては、構造材を乾燥させ湿気を外気に放出する「小屋裏の換気」が有効です。

小屋裏の内部結露が発生する原因として小屋裏の自然換気が機能していない事があります。

 自然換気がうまく機能していない小屋裏には機械換気を適切に行うとで結露よる木材の劣化を防ぎ健全な耐久性を保持することにつながります。