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SEIHO版・季節別住宅メンテナンスの基本

2026.01.23 お知らせ

―― 家を長持ちさせるのは「見えないところ」を気にかけること

住宅の不具合は、ある日突然起こるものではありません。
多くは季節ごとの小さな負荷の積み重ねが原因です。

雨、湿気、暑さ、寒さ――
日本の住宅は一年を通して過酷な環境にさらされています。

SEIHOでは、長年「床下」や「小屋裏」といった普段見えない部分を数多く見てきました。
その経験から言えるのは、
季節に応じたメンテナンスの意識が、住宅寿命を大きく左右するという事実です。


春|湿気の入口を見逃さない

春は気温が上がり始め、湿気が家の中に入り込みやすい季節です。

チェックしたいポイント

  • 床下換気口の周辺に枯れ葉や土が溜まっていないか

  • 床下収納庫を開けたとき、こもった匂いがしないか

  • 押入れ・クローゼットの奥がひんやりしていないか

春の湿気は目立ちにくく、
床下や構造材に静かに溜まっていくのが厄介なところです。

この時期に床下環境を確認しておくことが、
夏のカビ・腐朽トラブルを防ぐ第一歩になります。


夏|湿気と熱が住宅を痛める

日本の夏は、高温多湿。
住宅にとっては一年で最も負荷がかかる季節です。

注意したい現象

  • 床がベタつく、素足で不快に感じる

  • エアコンを使っているのに、家全体が重たい空気

  • 小屋裏の熱気が夜まで抜けない

床下や小屋裏に湿気・熱がこもると、
木材の劣化、金物の錆、カビの発生を招いたり、住んでいる方の生活に負荷がかかってきたりします。

SEIHOでは、
**「換気・除湿・排熱」**を組み合わせて
空気の流れを整えることが、夏の住宅メンテナンスの要だと考えています。


|点検とリセットの季節

秋は、住宅を一度リセットする絶好のタイミングです。

チェックしたいポイント

  • 夏の間に床下や小屋裏に湿気が残っていないか

  • 換気設備が正常に動いているか

  • 結露跡やカビの兆候が出ていないか

この時期に異常を見つけておけば、
冬の結露や腐朽の進行を未然に防げます。

「問題が起きてから」ではなく、
「問題が起きる前に整える」
それが住宅メンテナンスの理想形です。


冬|結露は静かなダメージ

冬は乾燥の季節と思われがちですが、
実は結露によるダメージが多い時期でもあります。

見逃しやすいポイント

  • 窓だけでなく、床下・壁内・小屋裏での内部結露

  • 暖房による室内外温度差

  • 換気不足による湿気の滞留

見えない場所で起きる結露は、
気づいたときには構造材が傷んでいることも少なくありません。

冬こそ、
空気が正しく動いているかを意識することが重要です。


まとめ|家を守るのは「空気」と「季節意識」

住宅メンテナンスというと、
外壁や屋根を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし実際には、
床下・小屋裏・空気の流れといった
見えない部分こそが、家の寿命を左右しています。

SEIHOはこれまで、
数多くの住宅を“床下や小屋裏から”見てきました。

だからこそ伝えたいのは、
「季節を意識すること」
「見えないところに目を向けること」。

それが、
大切な住まいを長く、安心して使い続けるための基本です。


最後までお読みいただきありがとうございます。